若年勤労者向けゲートキーパー養成研修会の開催について(富山県心の健康センター)

 わが国の自殺者数は平成10年に3万人を超え、平成24年に15年ぶりに3万人を下回ったものの、大変憂慮すべき状況にあります。本県においても、平成15年をピークに減少傾向にありますが、毎年200人近い方の命が自殺により失われ、自殺死亡率においても、全国値を上回り、楽観できない状況です。

 また近年、20代、30代の若年の自殺死亡率が高く、特に男性は全国平均を大きく上回っています。自殺の死因では、20代、30代では勤務問題が多くを占めることからも、若年勤労者への自殺対策が重要であります。多くの自殺は追い詰められ、孤立した状態でおこっており、悩んでいる人に寄り添い「孤立、孤独」を防ぎ、誰もが、それぞれの立場から行動を起こしていくことが必要です。

 今回、働く若年層の自殺を防ぐことができるよう、自殺の危機を示すサインに気づき、受け止めること等について学び、ゲートキーパーとなる人材を養成することを目的に研修を行います。

 

(主催)

 富山県自殺対策推進センター

 富山県心の健康センター

 

(日時)

 平成30年12月11日(火) 13時30分~15時(受付13時開始)

 

(会場)

 富山県民共生センター サンフォルテ 研修室303、304

 (富山市湊入船町6-7)

 

(内容)

 講演:若者の『生きづらさ』を『生きている実感』に

     ~こころのサインに気づきましょう~

 講師:NPO法人 Light Ring. 代表理事 石井 綾華 氏

 

(対象者)

 ・企業、職域関係機関・労働団体の長、人事労務担当・健康管理推進担当者、勤労者等

 ・市町村、保健所・厚生センター、障がい者就労支援事業所、自殺対策関係機関及び民間団体

 ・民生委員・児童委員、各種ボランティア、自殺対策に関心のある方等

 

(定員)

 90名(先着順)

 

(参加費)

 無料

 

(お申し込み)

 下記参加申込書に必要事項をご記入の上、FAXにてお申し込みください。