海外における新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)発生について

1.海外における新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)発生のお知らせ
 4月24日、世界保健機関(WHO)がアメリカ及びメキシコにおいて「人から人」間でのH1N1亜型豚インフルエンザの感染事例が確認したと発表したところです。

2.豚肉や豚肉の加工品が安全であることについて
 豚インフルエンザに関しましては、厚生労働省のホームページに掲載されているとおり、米国疾病管理センターのQ&Aによれば、「豚インフルエンザは、豚肉や豚肉の加工品を食べることによって感染するものではありません。適切に扱われ、調理された豚肉製品を食べても安全です。中心温度71℃での豚肉の調理により、他の細菌やウイルス同様、豚インフルエンザウイルスは死滅します。」とされており、豚肉や豚肉の加工品を食べても感染することはありません。また、4月27日には、「食品安全委員会委員長の見解」として、「豚肉、豚肉加工品は「安全」と考えます。」との公表も行われているところです。


 北陸農政局といたしましても、生産者等の関係者や消費者に対して、本病に関する情報提供に努めることとしております。
 農林水産省ホームページにおいて、「事業者・職場における新型インフルエンザ対策ガイドライン」及び「新型インフルエンザに備えるための食品産業事業者の事業継続計画の策定のポイント(案)」が提示されているところであり、これらを参考に新型インフルエンザの発生に備えた準備の検討も進められるようお願いいたします。

   連絡窓口 北陸農政局生産経営流通部
         食品課 電話 076-232-4233