全国健康保険協会では、糖尿病をはじめとする生活習慣病の発症・重症化を予防する観点から、加入者の皆さまに、特定健診及びその健診結果に応じて、特定保健指導を実施しております。

　これは、労働者の健康保持増進につながり、また、労働者が健康になることによって企業の生産性向上にもつながるため、労働者及び事業主の双方にメリットがあるものです。

　また、協会けんぽで実施している特定健診に限らず、事業主が実施している事業者健診（定期健診）についても、その健診結果を当協会へ提供いただくことで、

①同様に特定保健指導を実施できる仕組みとなっているほか、

②事業所の健康課題を見える化した「事業所カルテ」についても、当該健診結果を反映させて提供しており、健康課題を把握できます。

　今般、事業者健診結果の更なる取得促進のため、事業主が健診機関を通じて、事業者健診結果をスムーズに提供できるよう、令和２年１２月２３日に新たな取り扱いが国から示されました。

　その取り扱いについてご理解いただくため、別添の案内リーフレットを作成いたしましたので、ご参照くださいますようお願い申し上げます。

　事業主の皆さまへ

①事業者健診のご契約の際は、「健診機関が協会けんぽに健診結果を提供する」旨を含んだ契約をお願いします。

②健診受診時に従業員様に保険証をご持参いただくようご説明をお願いします。