高田会長新年ご挨拶

 会員組合並びに関係者の皆様におかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 あわせて、旧年中は本会事業の推進におきまして、特段のご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

 昨年は、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、依然として厳しい状況が続いていましたが、9月末の緊急事態宣言解除後以降は感染が落ち着き、国内経済活動の再開が進み始めました。しかし、新たに発生しました新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の流行の兆しがあり、今後も注視していくことが必要です。

 中小企業・小規模事業者においては、ウィズコロナ・ポストコロナへの対応が必要となる中で、世界的な供給制約の長期化に加え、少子高齢化や人口減少による需要の減退、後継者難などの構造的な課題が山積しており、依然として非常に厳しい状況にあります。

 このようなことから国等においては、事業継続や事業再構築の後押し、事業承継・再生等の新陳代謝の促進、生産性向上・付加価値増大のためのDXの推進等に対する支援施策や税制措置が推進されています。

 本年も、中小企業の組織化はもとより、会員組合並びに中小企業の皆様のご期待に応えられるよう誠心誠意努めて参りますので、皆様のより一層のご理解とご支援をお願いいたします。

 皆様の、本年一年のますますのご健勝とご繁栄をお祈り申し上げます。

 

令和4年 元旦

 

富山県中小企業団体中央会

会 長  高 田 順 一