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■第24回中小企業団体青年部富山県大会が開催されました。

 組合青年部の組織化推進と青年部間の交流促進を図るとともに、組合の時代を担う若手経営者・後継者相互の研鑽を目的に、第24回中小企業団体青年部富山県大会が開催されました。
1.開催日時 平成21年3月6日(金)  16:00〜
2.開催場所 富山第一ホテル 3階 白鳳の間
(富山市桜木町10-10)
3.大会テーマ  「活かそう!!地域の力
   〜青年部連携で変化を乗り越えよう〜」
4.参加人数 52名
4.大会内容 第一部 基調講演       
演題 「環境変化に対応した企業経営」
講師  翠田 章男 氏
     (潟gンボ飲料 代表取締役社長)
 翠田講師より、5代目経営者としての実体験を基に環境変化に対応した企業経営を行う上で必要な考え方について説明がなされた。
 まず、飲料(ラムネ)業界の概要、潟gンボ飲料のあゆみについて説明。昭和29年頃にピークを迎えたラムネ業界は外資系飲料メーカー等の参入により苦戦を強いられていた。  
 業務形態の転換をきっかけに会社へ戻った翠田講師は、社長就任時に100年を超えるトンボ飲料の経営理念をまとめた。その経営理念に基づき変えてきたことあるいは変わらないことを実践してきた成果が現在の潟gンボ飲料の姿と言える。
(変わらないこと)
 世の中に「お役立ち」することが当社の目的である。社員満足があって、顧客満足が得られ、利益が確保でき、会社の発展に繋がるが、これらはすべて「お役立ち」がベースにある。つまり、「お役立ち」がない限り何も得ることができず、また、同時に全ては世の中に「お役立ち」するためにある。
(変えてきたこと)
 少量・高付加価値・多品種・広域化の推進や、社員の意識改革を目的とした5Sの徹底など様々な事を実施する中で、重要なのは経営者の意識改革であると考える。
 社員は経営者の本気をいつも見て感じ取っている。経営者が本気になれば、社員はその本気を感じ取り、「できない理由を考える」ことから「実現する方法は何かを考える」ようになる。自分(経営者)と未来は変えられるということを常に意識し青年経営者として前進して欲しいと述べられた。
 講演後、勝原 幹裕 氏(青年中央会副会長・富山県塗装協同組合青年部)より謝辞が述べられた。
第二部 事例研究
演題 「事例から学ぶ経営革新推進のポイント」
講師  植木 悟 氏
     (潟tォーワン 代表取締役)
 植木講師より、翠田氏の基調講演内容や多くの経営指導経験を基に経営革新推進のポイントについて説明がなされる。概要は以下のとおりであった。
・経営において重要なのは「見えるもの」を追いかけるのではなく、「本質的なもの」を追いかけることである。
・利害関係者(顧客・ビジネスパートナー・社員・地域社会)に等しく誠実でなければ、企業として存在していくことができない。
・翠田氏の講演にもあったように、経営者が本気にならないと社員は本気にならない。経営者がPDCAサイクルに基いた行動を実践することにより社員もおのずと実践する。
・環境変化とともに顧客ニーズも変わる。顧客が何を期待しているかをリアルタイムで把握し、それを基に何を提供するかを正確に捉える必要がある。その要求に応えるため、企業においても常に変化が必要である。
 事例研究後、柴 俊尚 氏(青年中央会副会長・富山県電気工事工業組合青年部)より謝辞が述べられた。
第三部 交流会
全国中小企業青年中央会藤井会長(富山県中小企業青年中央会直前会長)の挨拶、来賓の富山県商工労働部戸高理事の挨拶、乾杯の後、交流会が開催され、参加者らは意見交換や情報交流などを行いながら懇親を深めた。
■組合青年部交流会を開催しました

1.開催日時 平成20年12月12日(金)  18:00〜19:20
2.開催場所 富山商工会議所ビル9階99号室
(富山市総曲輪2-1-3)
3.概   要  司会者勝原幹裕氏(富山県塗装協同組合青年部)が開会を宣し、青年中央会会長 石田唯一氏(富山県ホテル旅館生活衛生同業組合青年部)からの開会挨拶を経て講師からの講演に入る。詳細は以下のとおりであった。 
(福島 修 講師より)
 建設会社(送電関係)役員という立場から同社の立ち上げに至ったのは、自身の経験から「中小企業には就職支援会社が必要である」と実感したからである。中小企業は人材確保に苦心している事が多い。例えば「求人を募集しても応募者が来ない」「採用しても早期退職する」「面接・社員教育を行うのに多くの経費や労力がかかる」など自社だけでは解決できないような問題が山積している。同社ではこうした問題を解決する為、企業に対しては人材の集まりやすい体制作りや求人活動の支援を行い、また、応募者に対してはカウンセリングによる適職診断実施後、応募者と企業とのマッチングを図るなど、人と企業を結ぶ架け橋として就職支援を行なっている。
現在、景気の悪化により労働環境も大きく変化し採用を抑える企業が多い中、逆に優秀な人材を確保しようとする企業も見られる。中小企業においても不足気味と言われているコア人材(マネジメント能力を有する30~40代社員)の採用を試みるチャンスと捉え、人材の確保や社内改革を進める必要があるのではないかと提言された。
(桑原 智行 講師)
 2006年には約6,600万人といわれた労働力人口(働く意思のある15歳以上の人口)は2030年には約5,600万人になるという推計が厚生労働省雇用政策研究会から公表されている。今後、東京・大阪・名古屋等の大都市圏への労働力流出が進み、地方の中小企業は人材確保ができないと会社の存続が難しい状況となる可能性もあることから、今からでも人材確保に対する取り組みを行う必要性がある。
 現在の求職者は給料、休日、労働時間、人間関係等の労働環境を重視し、入社後条件が異なると早期に退職する傾向が見られる。企業が人材を確保する上で、求職者に自社のイメージを明確に持ってもらうこと、採用後も人材育成に注力すること、仕事の悩みを相談できる体制作りを整えることが必要であると提言された。
講演後、質疑応答が行われ、武内孝憲氏(協同組合中央通商栄会青年部)から謝辞が述べられ終了した。研修会終了後、懇親会会場に移動し、年末懇親会を開催し会員青年部の相互交流が図られた。
福島講師 桑原講師 研修会全体風景
■組合青年部代表者会議を開催しました

1.開催日時 平成20年7月25日(金)  17:30〜18:45
2.開催場所 富山県民共生センター サンフォルテ 303研修室
(富山市湊入船町6-7)
3.概  要  事務局開会を宣言し、青年中央会石田会長(富山県ホテル旅館生活衛生同業組合青年部)の挨拶を経て開会した。概要は以下のとおりである。
(1)第1回青年部研修会事業(東海・北陸ブロック研修会併催)について
 事務局より資料に従い、今年9月26日(金)に開催される第1回青年部研修会事業(東海・北陸ブロック研修会と併催)の開催内容について説明を行う。今回は東海北陸ブロック研修会との併催ということもあり、東海北陸自動車道の開通をテーマに高岡市 橘市長に講演を依頼することに決定した。内容について出席者より「経済波及効果」「人の流れ(観光客、労働力)」「今後危惧していくべき課題」等について講演を依頼してほしいという意見があった。
(2)第2回青年部研修会事業について
 
12月開催予定の第2回研修会事業について話し合う。過去3年間の研修会実績を考慮し、今回開催を予定する研修会では「現在実務に携わる経営者の生の声を聞きたい」「今後減少する労働人口について、労働力確保への対応策を学びたい」「プレゼンテーション能力向上に関する研修会を実施してほしい」という意見があった。
(3)青年部活動報告について(富山県管工事業協同組合連合会パイレン会より)
 
富山県管工事業協同組合連合会パイレン会より青年部活動報告が行なわれた。
(4)その他
 
富山県塗装協同組合青年部より「ペインテナンスキャンペーン」に関する紹介・説明が行われた。
 事務局より、本年度より中央会が取り組んでいる「地域力連携拠点事業」について説明を行い、事業利用を推進した。
■平成20年度通常総会を開催しました

1.開催日時 平成20年5月22日(木)  総 会 18:00〜
2.開催場所 富山市民プラザ 3階 マルチスタジオ
(富山市大手町6-14)
3.総 会  司会者 の柴副会長(富山県電気工事工業組合青年部)が開会を宣し、藤井会長(富山土石協業組合若石会)挨拶の後、藤井会長が議長に選任され議案審議に入る。
(1)平成19年度事業報告、収支決算書、貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分案承認の件
 議長より第1号議案が上程され、事務局より原案について説明がされ、監査より監査報告の後満場異議なく承認された。
(2)役員改選の件
 議長より第2号議案が上程され、事務局より原案について説明がされ、満場異議なく承認された。承認後、藤井会長より新役員の方々の紹介があった。
(3)平成20年度事業計画、収支予算決定の件及び
(4)平成20年度経費の賦課及び徴収方法決定の件

 第3号議案、第4号議案については関連性がある為、議長より一括上程され、事務局より原案について説明がされ、満場異議なく承認された。